慢性C型肝炎の非インターフェロン療法  

慢性C型肝炎の治療はかつてのペグインターフェロンリバビリン療法から飛躍的な進歩を遂げ、副作用が少なく、かつ奏効率の高い直接作用型抗ウイルス薬(DAA)が登場し、多くの方に安心して使えるようになりました。政府の高額の助成金制度もあり、ぜひ多くの方に利用して頂きたいと思います。採血によりC型肝炎のウイルスの型とウイルス量を測定し、また腎機能などの全身状態を検査した上で治療方針を決定します。


胆石、胆のうポリープ、胆のう炎の検査と治療 
 昔のように、すぐ外科手術ということはありませんが、症状や合併症、胆のうがんの早期発見のために、ときどき超音波検査( 腹部エコー検査 )が必要です。

膵炎、すい臓がん
 すい臓は胃ぶくろの後ろにあり、検査が難しく、背部痛や下痢などの症状が出た時は病気が進んでいることが少なくありません。早期発見のためには無症状での検査が必要です。当院で施行している飲水法併用の腹部超音波検査は、従来法に比べすい臓描出率が著しく向上しており、絶食して来院するだけで検査可能です。(予約が必要です)。すい臓がんの血縁の方や膵炎の既往のある方は定期的に検査されることをお勧めします。